生んでも生まなくても、働いても働かなくても、ヒールをはいてもはかなくても、文句言われちゃうんだなーと思った話。

ちょっとネタっぽい話題ですが、エビちゃんの7か月でヒールに批判?のような記事をみて
色々モヤモヤ致しました。

WM8年も続けているとそれなりに批判耐性、スルー力もついてくるのですが、
情緒不安定な妊婦さんにはキツイ批判ですよね。

こんな批判をみるにつけ、もうちょっと色々自由にできたらいいのにな、
と思います。

妊婦とか母親とかって、色々窮屈ですよね。
「あれもダメ」「これもダメ」ってありすぎて、えっとそれって楽しいんですかっていう。

もちろん、本当に危ないこととか、虐待とかは別の話です。
なんだか細かくて理由の良く分からない昔からのルールみたいなのが多くて
うへぇ・・・となってしまう。


この感じ、中学の時のあの感じに似ています。

私の中学時代は、ヤンキーはほぼ死滅、ギャルが登場する直前、という時期でした。
田舎のごく普通の公立中学です。

それは小学校6年生の頃からチラホラと現れ始めます。

1学年上に、「じゅんこ先輩」という人がいました。
なんだかすごく厳しいらしい。
道で会ったら挨拶しないとしめられるらしい。

中学って恐ろしいところ・・・!と当時の私は思っていました。
(おそらく、転校してきてすぐ間違えてクラスのイケてるグループに入ってしまったから色々特殊だったと思われる)

そして入学して部活に入るとすぐに感じる、あの先輩後輩の絶対的な関係です。
私の中学は校則はとてもゆるかったのですが、とにかくその、「下級生はこれはダメ」的な裏校則が多かったと思います。

一年女子は、ポニーテールだめ、スカートの丈は膝上禁止。髪のゴムは黒か茶色。あと、デッキシューズ(はやってた)禁止。
あと何かあったような気がするけど忘れてしまったw
しかしポニーテールNGってなぜ!

何か、どうでもいいルールを押し付けて支配下に置こうとしている、この感じ。
嫁は逆らうな的な。


あともう一つ、似たような経験があります。

それは長女を妊娠してすぐの頃。
同級生で結婚した子がいて、式には呼ばれなかったのですが、年に1回くらい会う友達だったので、お祝いのメールをしました。
その時に何度かメールをやり取りしていて、流れで自分が妊娠中だと伝えました。

その時に、「じゃあ仕事はやめたんだよね?」
って聞かれました。
私はあまり結婚or妊娠=退職、というのが浮かばなかったので内心おや??と思いつつ
「まだ続けてるよー」と何気なく返しました。
すると今度は「えっ子供がかわいそう!絶対やめたほうがいいよ!」と結構な剣幕でメールが返ってきたのでした。

軽く衝撃を受けたので、メール文面は割と正確に覚えています。
その後はなんだか噛み合わなくって音信不通になってしまいました。

彼女は、偶然にも私と同じ職種についていて、その後体調を崩して仕事を辞めていたので、もしかしたらすごくブラックな会社にいたのかもしれません。。。
確かに、私の職種は徹夜があったりと激務なイメージがありますが、その時は私はちゃんと毎日22時には家に帰っていたし、色々と配慮もしてもらっていたので、仕事がキツイということはありませんでした。
(それよりも夫が大変な時期でそれどころじゃなかった。)

その時は、あーこの人病んじゃったのねくらいにしか思っていなかったのですが、少し時間がたって彼女のことを色々考えることがありました。


自分よりも上手くいっているように見える人がいると、私は内心とても落ち込みます。
そして、妬みます。
なぜ自分はそうなれないのだろうと、自己嫌悪に陥ります。

そういう時、その人の欠点を見つけるとうれしくなります。
厳密には欠点とは言えなくても、それは欠点ということにします。
その欠点を指摘しあっている時間は、とても気持ちがいいものです。

それが、妊娠・出産・子育てに関することになると・・・多くの人が共有している「あれダメ」「これダメ」が非常に多くて、だいたい誰でもどれかにひっかかります。

きっと妊娠・出産・子育てには、昔から延々続く色々な人の妬みや自己嫌悪がよーく煮詰められているのだろうなと思っています。

そこから自由になるには、自分が幸せになるしかないわけです。


冒頭で、妊婦には批判はきついのでは・・・と書きましたが、まあそれは一般的な話。
きっと幸せでいっぱいの人の耳には批判なんて届かないし、悪口を言われても、ダメ出しされても気にならないと思います。

私も、あんなにキラキラにはとてもなれないのですが、
もう少し自分を好きになれるように、精神的に強くなりたいと思っています。





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